道路が狭すぎる

道路が狭すぎる

道路が狭すぎる 再建築不可物件の購入するデメリットのひとつに、道路が狭すぎるというものがあります。車に乗らないのであれば問題ないのではと思うかもしれませんが、乗らなければ問題がないというわけでもありません。
そこに住む人が乗らなくても、道幅が狭くて車がたどり着けないような場所だと、消防署や救急車が家の前までつけることができないという問題が発生してしまいます。緊急時以外にも車でなければ運ぶことができない、大きなものを購入する時に困ることがあります。
道路から建物までに距離がありますから、大きな荷物を建物の中に運び込むことが困難になってしまいます。
再建築不可物件というのは、文字通り再建築をすることが不可能な点ばかりが欠点と捉えられがちですが、再建築をしてはいけない理由を考えると、それ以外にも不便なところはたくさんあります。
道幅が狭いというのは、思った以上にデメリットが多いものとなりますから、よく理解しておかないとなりません。

再建築不可物件を購入する場合は火災保険は必ず契約

再建築不可物件を購入する場合は火災保険は必ず契約 再建築不可物件が火事になったら建て替えができないので住む所を失うことになります。接道義務に反して道路が狭く、密集している建物が多いので「もらい火」で焼失するリスクがあります。
そんな再建築不可物件だからこそ、防火対策を講じる必要があり購入する場合は火災保険をかけておくことが大切になるのです。
再建築不可物件でも火災保険や地震保険には加入できます。もらい火があったとしても火事の場合賠償は、重過失がない限り責任を問えないことになっています。重大な過失や故意がない場合は生じた損害は、加入する保険で補填するしかないのです。
どんなに古い建築物でも、保険契約を結ぶことはできます。火事などで全焼すれば、保険金額が1千万円であれば1千万円が保険金で支払われるということです。
再建築不可物件だから保険金が高いということもないので、再調達価格でできるだけ保険金額を高くなるように保険をかけておくことで、もしもの際の十分な補償が受けられるようにしておく必要があります。